SSブログ

母上、今度は大腿骨骨折! [介護日記]

7月31日というか、8月1日というか…でした。
母が家のベッドから落ちて、骨折に至りました。

救急車で搬送、
「寝たきりの介護度5、さらにそれで7年では…
 肺炎を起こして3~4日の命でしょう」と言われました。
自宅に戻ればより早く死に至る…と。

でも、自宅で看取りたいので、無理矢理戻りました。
それから間もなく一ヶ月。
蘇っています。
きっと骨も繋がると思います。
凄く回復が早いのです。

三年前、施設で骨折させられたときは、
直ぐにレントゲン撮影もしてもらえず、
申し送りも無く、単純骨折が、
施設の職員によって複雑骨折にされました。
回復に半年かかりました。
それでも、半年で母は蘇りました。

今回は、直ぐに骨折部位を確認し、丁寧に運んで、患部を安静に、
(ギブスをしないので、固定ではなく)
ホームドクターも真夜中の対応を何度もしてくださり、
民間療法的な冷却法で、患部の熱を気長にとり、
看護士さんも介護士さんも、朝早くや夜遅くの対応をして下さり、
その結果、一ヶ月…
今日の母の測定値は、体温36度、血中酸素濃度98%、血圧124/74 

足は少しずつリハビリを始めようかな〜という感じ。
いやいや、9月6日のレントゲン撮影の日までは我慢…せねば。

せっかく食べられるようになった嚥下のリハビリは
身体を起こせなくなったので、中断していますが、
出来る事はやっているので、吸引もしないですんでいます。

骨折の日、私は四国に居りました。
公演中に母が亡くなるかも……と、思いながら。
仕事は喜んでいただけましたが、
私のまつ毛のエクステは半分とれました^^;

姉上はパニックの中、頑張りました。
介護タクシー「むすびや」のゆいこさんも、
ヘルパーの資格をとってくださっているので、
すご〜く頼りになります。

どんな時も、対応してくださる野本先生にも
つくづく、心から感謝と思います。

という訳で、介護はまだまだ続きます。
母は、温かいまま居てくれます。
ときどき、可愛く反応してくれます。

本当は、母がいろいろ助かってるんですが [春水&洋子]

養成所シャインの生徒だった中川奈美さんから
ピンクの可愛いファイテンネックを頂いた事からはじまりました。
母にいろいろ効き目を感じ、家族はそれを見て、愛用して、
恩恵を受けているので、お手伝いをさせて頂く事になりました。
その接点のファイテンスタッフ相澤さんは、
なんと、元「こだぬき会」の会員、というより貴重なスタッフでした。
「こだぬき会」は、麻上洋子のファンクラブです。
あの頃高校生だった彼と、こんな出会いができるなんて、感動でした。
中川奈美さんも、声優に女優に歌手にナレーターに司会者に、
ホント、頑張ってて、刺激をうけます。

ファイテンさんで作って下さった映像をご覧下さい。

http://www.phiten-bodycare.com/person/03.html

ファイテンバナー.png

一週間が経ち [介護日記]

咽頭ケアと舌のリハビリを習得して一週間目。

母が、アイスクリームを食べた!

胃瘻にして、初めの半年くらいは、ゼリーを少し食べたけれど
だんだん、もぐもぐ出来なくなって、ここ何年も咀嚼なんて
していなかったのに。

咽頭ケアと舌のリハビリをご教授下さる歯科医の先生によって、
母は、今日、感動のアイスクリーム!!

「胃瘻があっても食べられる」
胃瘻は延命処置ではない。
栄養を口から摂れなくなったときの、一時処置。
たったの一週間のリハビリで、89歳の、7年も胃瘻に頼って、
全く寝たきりで、お話も出来ない母が、
アイスクリームを、ゆっくり、味わって、ごっくんした!!

バランスボールを使った、足のリハビリは、
一昨日教えて頂いた。
便が、自然に出ていた!
胃瘻の穴も、綺麗になって来た。
人間の回復力!素晴らしい!
薬に頼らないほうが、いい!

咽頭ケアと舌のリハビリ!! [介護日記]

介護の勉強会に行って、食らいついてしまった二つのワード。

「咽頭ケア」って何?
「舌(ぜつ)のリハビリ」ってどうやるの?

胃瘻になっても、口から食べられるようになる!という
テーマの勉強会。

母には、絶対に無理。
でも、何か介護のヒントがあれば…と
参加してみたのだけれど、
この二つのワードが、もの凄いお土産になりました。

出会いが、ありました。

ちょっとした事です。
ポイントをリハビリできるかできないか。

口の訓練が、胃瘻の穴もきれいに保てるし、
便も良くなるし、
身体は本当に不思議で、機能的だと分かります。

これは、やがて、自分のことです。
勉強になります。
母!
ありがとう!!です。

会津の女性 [講談日記]

明日から10日間、国立演芸場で「大演芸まつり」開催。
毎年、下記協会単位で一日ずつ、総出での公演です。
「講談協会」「漫才協会」「ボーイズバラエティ協会」
「日本奇術協会」「東京演芸協会」「落語協会」
「日本浪曲協会」「太神楽曲芸協会」「日本司会芸能協会」
祭り写真.png
明日1日は「講談まつり」
「新島八重と会津魂」と題しての公演。
私、一龍斎春水はその中で「会津人列伝」というコーナーに
2分で自分の選んだ人物の会津魂を語ることを任されました。

「若松賤子」という女性を語ります。
2分で^^;

イギリス生まれのアメリカ人バーネット夫人が書いた
少年少女小説「小公子」。
これを美しい日本語で翻訳いたしましたのが、
会津藩士の娘・若松賤子。
その名は、会津若松と神のしもべという意味のペンネーム。
クリスチャンでございました。
四歳で戊辰戦争にあい、家は没落、一家は離散。
横浜の裕福な家に引き取られ、
開校したばかりの英語塾に通い始めたのは、
賤子七歳の時でございました。
その主催者が、フェリス女学院の創設者。
女学院の第一回目の、たった一人の卒業生・賤子は、
「小公子」を女学雑誌に四十五回の連続講談として!
もとへ連続小説として発表をした。
神が引き合わせたと言うべきか、
その雑誌主催者と神の名の下に結婚をする。
この時立会人になったのは、
あの西郷頼母邸で女性全員が自刃して果てた時、
その立会人となった中島信行でございました。
この時、賤子は夫へ詩を贈りました。
「私は貴方のものになるのではありません。
私は、わたしのもの。
夫のものではありません。
あなたが成長することをおやめになったら、
私はあなたを置き去りにして行きます。
花嫁のベールは、その翼を隠しています」
戊辰戦争の時代に生まれ、キリスト教を通して世界を見た賤子。
三十三年の生涯に凝縮された思い、
会津の女性の誇りを記憶にとどめて頂きたいと存じます。

私にとっては沖田艦長 [声優日記]

納谷悟朗先輩が享年83歳にてご逝去されました。

私にとっては、何と言っても沖田艦長です。
ヤマトの収録が青山アバコスタジオで行われていたとき、
度々終了後の反省会に連れて行って頂きました。
反省会とは、飲み会のことで、
おいしいお酒を飲む為に仕事をなさっているのは、
落語家さんなどの芸人さんと一緒だな〜と、思います。

ロマン、意地、厳しさと可愛さを感じていたなどと言ったら、
私が生意気すぎると思いますけれど…、
近寄り難い存在って、必要不可欠と思います。

ご冥福をお祈り申し上げます。



藤沢講談会終了 [講談日記]

今年度の「藤沢講談会」無事終了。

師匠のお陰様で、お客様のみなさまに、講談という話芸が
とっても気に入っていただけたという実感があります。

師匠も、ご機嫌で打ち上げにも参加して下さって、
ホント、嬉しかったです。

弟弟子も、真打ち昇進を控えて、頑張って欲しいです。

銀冶さんが、とっても素敵に上手になっていて、
私もおちおちしていられない〜と、思いました。

お客様が、愛情を持って見守っていてく下さる暖かさが
堪らなく嬉しいです!!

今後とも、よろしくお願い致します。
たくさんの応援団に、ウルウルします。

三日間も、潰れました。
また元気出して、がんばりまぁ〜す!!!
春水藤沢講談会.png

3月3日の明日は藤沢講談会 [講談日記]

明日は、藤沢市民会館小ホールで「第三回藤沢講談会」です。

師匠・一龍斎貞水の話芸を、
地元の皆さんに知って頂きたいと願っています。

どうして、私が講談を勉強したいと思ったかを
理解して頂けるのではないかと思います。

師匠の弟子から、この春初めて男性の真打ちが誕生します。
師匠はやっぱり、講談は男にやってもらいたいと思っていることでしょう。
一龍斎貞橘です。

貞水師匠と同じ時期に修行されていた、あの有名な田辺一鶴先生。
亡くなられた後も、弟子達は頑張っています。
一鶴先生が可愛がっていた銀冶さんも出演します。

やっと高座に上がり始めた弟弟子がいます。
今回ちょっとだけ、高座を務めますが、
頑張れ!続けてね!…という思いです。
貞海と申します。

当日券あります。
市民会館小ホールは、後ろの方でもよく見えます。聞こえます。
プレゼントもいろいろあります。
春水ファイル.jpg
こんなファイルも作りました!!
明日、1時開場、1時45分開演
3000円でおまけ付き^^
お待ちしています。
チラシ表3.3.png
チラシ裏3.3.png

月刊誌「ゆうゆう」に記事 [介護日記]

主婦の友社から発行されている「ゆうゆう」
2月1日発売の三月号に、私のインタビュー記事が4ページ掲載されています。

「介護でへこたれない」という特集。
740円の立派な本でありまする。
50代からが面白い!という、大人ターゲット本。

凄く良くまとめて頂いてあるので、是非読んで下さいませ。
[exclamation×2][揺れるハート]

まだ緊急事態ではない! [介護日記]

訪問看護士さんが疑問を投げかけた。
ホームドクターが、度々救急車を呼ばせる事に、疑問を。

そこで、直接、ドクターに聞いて頂く事にした。
するとドクターは「まだ死を間近にしてる状態ではないからだ」と。
死を間近にした老人は、体温も上がらなくなるし、
血圧も上がらなくなる。
けれど、母は、39.1度になって震えたし、
血圧が180~200まで上がった。
だから救急処置をすれば、また元気になると考えたそうだ。

覚悟していた家族は、訪問看護士さんの憤りのお陰で、
まだまだ緊急事態ではないと知ることができた。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。