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師匠 [講談日記]

アクセスが増えたのは、
私の師匠の様子が書いてあるかもしれないとのことかな〜と思い、
認めます。

師匠は元気です。
退院しました。
ツヤのある、いつものお顔です。
声もちゃんと出ますよ。
お仕事の復帰をどうぞお楽しみに!
満席の客席で師匠をお迎え下さいませ。

新作講談「恵信尼」 [講談日記]

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半年かけて出来上がった新作講談「恵信尼」
4月24日 川崎市教育文化会館で1300名を越えるお客様の前で発表できました。

去年の夏、「こんな作品を作っていただきたい」という依頼を受けました。
それは、親鸞聖人の妻 恵信尼(えしんに)の話し。
資料は、鎌倉時代に書かれた手紙が10通。

ほとんど仏事というものに縁遠い生活をしている私でしたから、
本を読んだり、映画をみたり、史跡を訪ねたり・・
秋に越後、冬に常陸を歩いて、台本の形が整ったのは4月の初めでした。

仏教のことは知りませんと、初めに正直にお話しして、
何人ものご住職にお手伝い頂いて、すごく勉強になり、有難い環境でした。
みんなで作った達成感と、みんなを裏切れないという責任感と、
ここで失敗する訳にはいかない!という緊張・・

本番は震えましたが、思い切りできました。
満足しました。
そして、もの凄く疲れました。
心地よい疲労感と、出逢いに感謝。
また、新しい一歩を踏み出さねば! です。!^^!

小田原方面でも春水会が! [講談日記]

昨日、打ち合わせに行った所は「小田原邪宗門」
http://www.jashumon.jp/jashumons.html

年に2回位、講談会が持てそうな流れになってきました。
食堂と、喫茶室と、本堂があるので、どこでも出来そうです。
三宝寺というお寺です。
住職は音楽にとてもこだわりのある方でした。

順調に運べば,三月からスタート出来るかも。
最寄りの駅は国府津、鴨宮です。
そちら方面の方々、その節はよろしくお付き合い下さいませ。

いきなり体力挫折 [講談日記]

初高座が5日で良かった。
いきなり体力的に挫折してしまいました。

でも、1日から始まっている講談協会の初席、
だれも読んでいないネタを選ばなければなりません。
一日、10人が高座に上がるとして、
すでに45ネタが読まれて居ります。
五日目ともなると、オリジナルネタが一番無難です。
とりあえず古典と新作と準備して楽屋へ。
やっぱり、古典ネタのほうは、既に高座にかけられていて、
今年の初高座は、誰も読まない「樋口一葉伝」となりました。

いつも30分の持ち時間も、初席は20分。
新年のご挨拶を交え乍ら、
樋口なつ子が「一葉」と名乗る所迄でチョン!
朗読の会とは違う所が、こんな状況にありますね。

結構いい加減な所が、けっこう庶民的な芸であるところなのかな・・
そして、ここに落とし穴があるような気もする。

今年もよろしくお願いします [講談日記]

明けましておめでとうございます。

今年はもっとしっかり体力をつけて、
パワーのある講談を目指したいと思います。
心熱く、魂こめて、ひとつひとつ丁寧に。

どうぞよろしくお願いします。

             [晴れ]一龍斎春水

田辺一鶴先生 [講談日記]

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講談界の大先輩、田辺一鶴先生が享年80歳でお亡くなりになりました。
講談師として、現役で一番名前が知れていた方だと思います。
「講談師です」というと、「あ、貞鳳さんと一鶴さん知ってる」
と、言われることが、いまだに多い。
講談界を忘れられないようにずっと引っ張っていてくださった。
130歳まで生きる気で、新作に挑戦し続けていらした。
無邪気で、一生懸命な方でした。
後輩として、心からご冥福を祈ります。

2月9日に亀戸のカメリアホールでお別れ会が、
田辺一門の主催で催されます。

Youtubeに、春水講談UPされました [講談日記]

http://www.youtube.com/watch?v=TB2F4B5Yn34

に、2009/11/28の「春水講談ライヴinしぇんろん」での映像が
UPされました。
Mixiでの応援団の制作です。
ありがたや〜[ハートたち(複数ハート)]

J-com湘南のインタビュー番組に [講談日記]

「湘南魅力人」というタイトルの25分番組で単独インタビュー。
月曜日9:00~,12:30~,19:00~
火曜日8:00~,15:30~,19:00~
水曜日12:30~,19:00~,21:00~
木曜日15:00~,19:00~,24:00~
金曜日9:00~,13:00~,19:00~
11月16日から月末まで、ずっと流れるのだそうです。

湘南に住む人物のインタビュー番組です。
私の取材は10月下旬、遊行寺でありました。
新作講談「一遍」ネタ卸の日でした。

一遍さんの話し、凄く頑張って作りました。
一時間以上の作品になってしまいました。
一遍さんが、とっても好きになりました。
来年、藤沢で一遍さんを語るチャンスを増やしていこうと思います。

佐久でも語りたい!
一遍さんが踊り念仏を始められた土地なので。
何故か、今年と昨年、佐久に招かれて「久子伝」と「みすゞ伝」を
口演させて頂いていました。
その佐久と一遍さんの縁を、この夏に気づきました。

佐久の後、お話の舞台は鎌倉や片瀬海岸です。
一遍さん縁の藤沢に住んで、育って、やっと一遍さんと巡り会えました。

愛される先輩 [講談日記]

新潟県浦佐に、先輩が家を借りている。
住む人の居なかった家をリニューアルして、
講談会が開けるようにした。
元々地元の米作りの方達と交流があり、
先輩は畑でお米も作っている。
今年からは蕎麦も育てている。
自分の畑の蕎麦で、手討ち蕎麦を作る為に。

地元の人たちに愛されていて、
みんなが講談会を継続する為に、
先輩先生の為に、尽くしてくださる。

この先輩は、何処に行っても、何を始めても、
御神輿の担ぎ手がたくさん現れ、
その御神輿の上で、にこにこし乍ら担がれている。
健康で、愛情が溢れていて、前向きで、
友達がたくさん居て、人を信じ、人に信じられている。

人間は、健康と、良い友達があれば、とっても幸だなと思った。
昨日、つくづく、先生を見ていて、そう思った。

でも、生きていれば、辛いことも、大変なことも、
大問題も起こる。
そんな事を、辛そうに見せないことも、先生の凄さだ!
私の、大恩人だ。
有難い。

中村久子伝 第二話 [講談日記]

地元藤沢での春水の会。
純米酒居酒屋しぇんろんで23回目。
連続新作講談「中村久子伝」第二話。
久子が19歳から21歳まで。
見世物小屋での、思いもかけない幸せな日々。
そして、落胆の日々。
そして、新たな決断。

両手足の無い女性が、明るく、けなげに、前向きに行きて行く。
そんなお話です。

35人入ったら、いっぱいの会場なので、
12時からの回と、2時半からの回、
両方いっぱいでも、70人です。

でも、1日に2回、同じ話しをかけられるこの日は貴重です。
失敗する所、上手くいく所、発見すること・・・

次回は11月28日。
第3話です。
だんだんお客様が増えれば、成功で、
減れば上手くいっていないと言うこと。

う〜む・・・

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