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初めての独演会 [講談日記]

講談修行は、前座見習い、前座、二つ目、真打ちと成長していく。
二つ目になると、自分の勉強会を堂々と始められる。
私は春水会として、二つ目の時は主に師匠と講談の先輩に助演をして戴いて
続けて来た。真打ちになってからは、異分野の方達にも助演をお願いした。
30回目となる今回、はじめて前座も助演もなく、たった一人きりの会に
チャレンジした。しかも、芸術祭参加。
「いつか、芸術祭に参加したい」というのは、前座の時から師匠に話していた。
自分でめくりをめくって、出てみることにした。
照明も、少し変化を付けてみた。
受付や客席案内は教え子、声優学校の卒業生有志が名乗り出てくれた。
一人でも、ひとりきりでは決して出来ない独演会。
これまでの、精いっぱいを出す事が、周りで力を添えて下さる皆様への
ご恩返しになる、それしかない、心配させないで、精一杯。

なんとか、果たせたつもりです。
すると、まだまだここまでなんだなと、自分の位置がみえてきて、
また目標が見えて来て、生涯勉強が楽しい事だと再認識できて、
なんだか笑顔になりました。
みすゞさんの娘さん、ふーちゃんこと「ふさえ」さんが来て下さいました。
笑顔でお帰りになられました。それがまた嬉しくて、笑顔が膨らみました。


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ハルミンシュタイン

記念すべき第30回の春水の会を聴くことができて幸いでした
これからも色々なことにチャレンジしていってください
みすゞさんの娘さんがいらっしゃっていたのですかお会いしたかった!
みすゞの詩は春水さんによって今日の日差しのようにほんのり温かく
心を和ませてくれます。
by ハルミンシュタイン (2007-11-14 10:05) 

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