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永井一郎先輩へ黙祷 [声優日記]

やっと、現実なんだと思う。
永井先輩は
一龍斎春水の真打ち披露パーティーに出席してくださった。
「洋子はスタジオでいつも立っていた。
 始まった頃ずっと、緊張して座れなかったんだ」
宇宙戦艦ヤマトの収録スタジオでの思い出を語って下さった。
私が東京住まいだったとき、地下鉄で一駅違いのご自宅。
そんなご縁もあって、何年か我が家での「英会話教室」の
メンバーとしてお付き合いくださった。
授業が終わると、裏の居酒屋さんで、先輩はたくさん呑んだ。
頭脳明晰、意欲満々、仕事に誇りをもっていらした。
しばらく合えない時期が続いて、久しぶりで逢えた時、
癌を患ったと伺った。
「喉頭癌でも、ほろ酔い加減で声が出る!
血流が良くなるから、出るんだ」と、聞かされた。
マジ?と思っていたが、ずーっと見事に仕事をこなされた。
プロの喉は、宇宙人の喉になる。
私の師匠・貞水も同じだ。
手術して管を通しても、抗がん剤で弱っても、
声が出る、見事に出る、凄い表現ができる。
私はまだまだ、情けない後輩である。
黙祷。
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y-arafi

真打ち披露パーティーには、多くの名優が集まり、本当にかけがえのない一時でした。永井一郎さんはアニメーションに大きな足跡を残されたとは、日本人共通の思いでしょう。ありがとう、安らかにお眠りください。
by y-arafi (2014-01-31 23:08) 

渡辺麻実

麻上洋子様。

ご無沙汰しております。以前、神谷明さんがパーソナリティをやってらした「ハート・オブ・エンジェル」で構成をしておりました渡辺麻実です。その後一度、元ビクターエンターテインメントの金子さんと講談を拝聴しに伺いました。その遙かまえにはドン上野の『夜のドラマハウス』で新人作家とADを兼務しておりました。先日『夜のドラマハウス』をFBで先輩方と立ち上げました。よろしかったら覗いてみて下さい。今、色々なやり方を考えております。大同窓会になりそうな気配です。その節はご連絡差し上げたいのですが、どこにアクセスすればよろしいでしょうか?
これがお手元に届きましたらFBの『夜のドラマハウス』のページをご覧になって下さいませんか?懐かしい顔ぶれが揃っております。
よろしくお願い申しあげます。
  渡辺麻実
by 渡辺麻実 (2014-04-19 22:22) 

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